出勤
朝礼のあとラジオ体操をして、持ち場に行きます。今日する作業の確認を上司と行います。
PEOPLE
#02
KUROKAWA KOHEI
PEOPLE #02
経験がものを言う。
高い技術力に磨かれて、
自分も成長していきたい。
高校時代に溶接や旋盤を授業で習っており、なかでも溶接が好きだったので溶接ができる職場に入りたいと考えていました。先生から「県内で台板を作っているのは三和テスコだけ。高い技術力に定評のある会社」と推薦されたこともあり、高い技術を身につけたいと志望しました。入社後一貫して溶接に関わっていますが、半年間は「一般(台板でも熱交換器でもないその他の製品)」というカテゴリを担当。その後台板を7年ほど経験し、現在は新部署であるSCRという排気ガスを濾過する装置を手掛けています。
溶接は外観の美しさが大切です。また、外観からは分からなくても、中に不純物が入るとピンホールができたり、ヒビの原因になったりします。こういったことがないように高い精度で溶接することが求められます。やり直しは可能ですが、何度もやり直すと溶接部以外に影響が出てしまうので、一発OKがベスト。それを達成できるとやりがいを感じますね。
作るものは常に変わりますし、大きさもさまざま。新しいプロジェクトが始まるときはいつでもゼロからの出発という気持ちで向き合っています。
1つのプロジェクトにおける溶接は一人が担当します。だから、常に自分で起こしたミスは自分で後始末しないといけないという状況です。新人も熟練も同じで、この経験が成長につながると感じます。他責思考にならず、自分への振り返りになり、仮に失敗しても次の経験に活かしていこうという前向きな気持ちに切り替えられるからです。
また、業務中は黙々と溶接をする職人気質の人が多いですが、休憩時間になるとコミュニケーションをとっています。オンオフの切り替えがキッチリしているところもいいですね。
溶接部門では私が一番若手で、周りは高い技術をもつ職人ばかり。三和テスコの未来を考えたときに、今は新しい人材を育成し技術を継承していかなければならない時期ではないかと痛感します。ひと昔前のように、「技術を見て盗め」というスタイルではなかなか人材の育成に結びつきません。今は時代に見合った人材の育て方が必要だと思います。そのためにも、まずは自分が班長に推されるような人間性、技術力、コミュニケーション能力を身につけたいですね。
1DAY SCHEDULE
朝礼のあとラジオ体操をして、持ち場に行きます。今日する作業の確認を上司と行います。
台板は2台同時進行で溶接し、それぞれ担当を持って自分の責任のもと作業を行なっています。
会社で注文してくれるお弁当を食べます。栄養バランスに配慮されたお弁当を食べて午後に備えます。
手直しや部品の後付けなどで、客先へ訪問して作業を行うことがあります。
キリのいいところで切り上げて日報を作成。手洗いをして仕事を終えます。