出勤
メールチェック。フィンランドとは時差があるため、昨夕送った返答は朝にチェックします。
PEOPLE
#04
KOMIYA JUN
PEOPLE #04
仕事は連携することが必要。
工夫して渡すことで、
効率が上がる。
前職では半導体の設計に携わっていました。大学では機械工学を専攻していたため、プログラムを打つだけの日々にやりがいを見出せず、「いつかは機械設計を行いたい」という気持ちがくすぶっていました。そして、リーマンショックを機に転職を決意。
転職先の候補はいくつかありましたが、なかでも、圧力容器や熱交換器など様々な機械の設計・製造を手掛けている三和テスコに魅力を感じて転職しました。現在は、主にフィンランドのバーテルス社が製造しているプレート&シェル熱交換器の設計を行っています。
営業部の担当者から送られてきた仕様書を基に法令法規の確認、使用する材料の選定、強度計算書と図面の作成、材料の手配など製作までに必要なものを揃える役割を担っています。常に意識するのは「いかに効率良く作業するか」。設計グループの場合、強度計算を行いますが、都度確認すると時間も掛かるし、値の読み間違いによるミスも発生する可能性があります。そこで強度計算書に予めデータを保存してマクロ化し、必要な情報を入力することで材料の強度が自動的に算出できるように工夫しています。
各自ゴールを目指して自分たちで考えながら仕事を行なっていますが、周りのサポートや連携もスムーズに取れる環境だと思います。例えば私は設計図を作る際、現場作業者が分かりやすいように意識しています。図面は製品を作る時の「地図」ですから、分かりにくい図面では現場の方たちを混乱させ、作業ミスに繋がる恐れがあるからです。これも次の工程を考えるからこそ出来ること。一人ひとりが次を考えながら仕事を行うことで業務が円滑に進められます。
担当しているプレート&シェル熱交換器が三和テスコの主力製品の一つになるまで成長させ、この熱交換器の長所を活かした製品開発にも取り組んでみたいと思っています。
また、個人的な目標としては、技術者である父と肩を並べ、超えてみたいと思っています。分野は違いますが、技術者である父は子どものころからの憧れであり目標。私にとって、三和テスコで技術者として貢献することと同じぐらい大きな目標です。
1DAY SCHEDULE
メールチェック。フィンランドとは時差があるため、昨夕送った返答は朝にチェックします。
見る人がわかりやすい図面を意識し、時には2枚に分けるなどして作成しています。
エクセルへのデータ入力で算出。その後現場に行って確認作業も行います。
営業や検査部門からの問い合わせに対応します。フィンランドとは英語でやりとりをします。
進捗を確認し、1日の振り返りを行なっています。メーカーへの質問があればメールで送信しておきます。